NTTグループは20日、次世代ネットワーク(NGN)のフィールドトライアルの開始し、同時にNGNのトライアルサービスを実際に体験できるショールームを設置した。
フィールドトライアルは、20日より開始され、まずは東京と大阪に設置されたショウルームにおいて体験することができる。その後2007年1月よりNTTグループの社員がトライアルに参加し、4月からは一般のユーザーからも参加者を募る。
開始に際して開かれた記者会見には、NTT持ち株会社の和田代表取締役社長を始め、トライアル参加企業のナショナルメーカーやネットワーク機器メーカー、ISP事業者などから代表者が出席し、NGNへの期待を語った。
和田社長は「NGNは、インターネットと電話網という、従来は相反するものであったものが、技術の発達によって両方の利便性を持つことができるも」だと述べた。そして、今回のトライアルのキーワードを「オープンとコラボレーション」だと強調し、NTTグループだけではNGNへの取り組みは進められるものではなく、多くの企業に参加してもらう必要があると、NGNのへの取り組みが開かれたものであることをアピールした。
「一人ではこれからの情報産業は乗り切っていけない。デバイスからビジネスモデル、サービスモデルまで含めた開発が大事で、そのためには皆様の知恵を借りる必要がある」(和田社長)
また、商用サービスの開始は2007年度下期になる見込みであることを明らかにした。利用料金の設定についても「お客様に使っていただけなければ意味がない。使いやすい料金にしたい」と述べ、多大な投資が必要な新サービスの開始に当たって高額な料金設定にはしない方針であるという。
トライアル参加企業の代表として出席した松下電器産業の津賀一宏 役員は「ユビキタスネットワーク社会を実現し、家電をネットワーク化するには、家電に匹敵するクオリティのネットワークインフラが必要」であり「NGNの特徴が家電のネットワーク化には不可欠だ」と、NGNへの大きな期待を語った。
また津賀氏は「家における情報家電の中核となるのはTVであり、TVを中心に家電をつないでいくことになる」と述べ、家電メーカーが進めるIPTVサービス「アクトビラ」とNGNの連係も視野にあることを明らかにした。
日立の情報・通信グループCOOをつとめる竹村哲夫氏も「お茶の間の情報家電の中心は薄型高解像度テレビ」であり、テレビを窓口にした情報化を進めていくと語った。
記者会見終了後は、オープンしたばかりのショウルームが公開された。ショウルームは「NOTE(=NGN Open Trial Echibition)」名付けられ、ハイビジョンテレビ会議システムやホームセキュリティシステム、介護ヘルスケアといったソリューションが用意されている。
東京・大手町と大阪・梅田の2カ所に設置され、期間は約1年間を予定している。見学には事前予約が必要で、申し込みはウェブサイトより行なえる。
■次世代ネットワークのフィールドトライアルのショールーム開設について
http://www.ntt.co.jp/news/news06/0612/061220a.html
■NOTE
http://www.ngn-note.jp/








